フォームの調整で昭和レトロな温泉に行ってきた
生徒さんのコンクールも今年分は全て終わり、今夏を振り返るとお寿司を食べに豊洲市場に行ったのと、銭湯に行こうとして熊谷でうどんを食べた記憶しかない。
これはいけない、30日は休みだし涼しいしどこかに行こうと考え、自転車で埼玉県比企郡ときがわ町にある玉川温泉に行ってきました。
7月頭くらいに以前乗っていた自転車がだいぶガタがきていて、3万円のクロスバイクタイプの自転車に買い換えました。
最初は前と同じ、暑い日は早朝の散歩替わりに自転車で近場を廻るだけの用途で購入しましたが、ちょっと遠くまで行ってみようと豊洲に行ったり熊谷に行ったり、購入当初とは少し異なる楽しみ方になってしまいました。
60㎞、100㎞と自分にしては長距離になってくるとお尻部分にゲルクッションのあるサイクルパンツを履いていてもお尻が猛烈に痛くなり、乗り方を変えることにしました。
まず重心をお尻ではなく手に移しました。
すると、ペダリングが変わり、今まで上から下に踏んでいただけ、ペダルが一番下まで来たら次の足でまた上から下へ踏む漕ぎ方が、クルクルクルクル回転するように感じられ、平均スピードも上がりました。
重心が前に来たことで真下で漕ぎ終わらず、少し後ろ側に踏み込む動きが生まれ、それが回転に繋がったのではないかと推測しましたが実際の所はわかりません。
理屈はよくわからないが、クルクルクルクル漕いでいて気持ち良い。
ここまでは良かったのですが、前に重心が来ると手に体重が大きくかかり、腱鞘炎の予兆のような痛みが出始めました。
体の痛みは正しくないフォームの証拠、これはいけないと再びフォームを見直し、お尻と手以外でもう一つ支えになる脚に重心を移してみました。
その乗り方で30㎞くらい走りましたが、手とお尻の負担は軽減され、痛みは無くなりました。
ただ、脚で支えるという加減が掴めず、お尻はサドルに乗っているものの軽く空気椅子をしているような状態で、脚がかなり疲れます。
まだ良い乗り方ではないみたいです。
ここは長距離を走りながらフォームを調整しようと考え、夏の思い出作りも兼ね56㎞程離れた玉川温泉に向かう事になった次第です。
午前9:15に出発。
上尾、川越、川島と進んでいきます。
前半は軽快に時速22~27㎞くらいで進んでいきました。
東松山を過ぎたあたりで頭がぼーっとして嵐山あたりでかなり疲れてもう帰ろうかなと思い始めました。
まあそれも情けない話なので、ローソンで10分くらい休んで再出発。
254号から外れ、都幾川という綺麗な川沿いを走っていきます。
木々が増え、川沿いということで若干涼しくなり時速15㎞くらいながらなんとか進んでいきました。
ハグロトンボや最近近所では見ないオオムラサキなんかもひらひら舞っていて、少し元気が出ました。
13:40にようやく到着。熊谷を往復した時より何故か疲れていました。
一応写真も載せますが、上手く撮れなかったのです詳しくはホームページをご覧ください。
思ったより、昭和レトロを徹底していてびっくりしました。
昭和の銭湯の雰囲気のある和(なごみ)の湯に入りました。
内湯は40度くらいで夏はこのくらいが有難く、少しとろみが合って肌に良さそうです。
泉質についてホームページから抜粋

また、浴槽の片側が傾斜していて背中を預けて仰向けに寝ながら入れるのが嬉しい。
どこの温泉もこのデザインだと良いなあと思ったくらい。
露天風呂にも入りました。
夏限定だと思いますが、温度が36.5度とかなり温め。
これがとても良い塩梅で、30分くらい入っていても体に負担が無く温泉を楽しめました。
泥パックも試したり1時間くらい入っていました。
食堂もあり、メニューは地元の食材を使ったものと昭和の懐かしの洋食・和食や給食を模した揚げパン、パック牛乳など種類も豊富で迷いました。
せっかくなのでその土地のものを食べようと、地元の食材が一番使われていそうなたまがわ花籠御前を頼みました。
豪華でどれも美味しかったです。
その後休憩所で30分ほど横になり16:15に温泉を出発。
着いた時はもう帰りたくないと思いましたが、2時間と少しの休憩で回復し再び軽快に漕ぎ出せました。
帰りの方が楽で、フォームや脚、お尻、手に乗せる体重の配分も掴めてきました。
最後に結構な雨に降られましたが、20:00帰宅。
休憩は3度しましたが、グーグルマップの到着予定時間より少し早く着けました。
手もお尻も痛くない!脚はかなり疲れている。
お風呂に入り、マメにお土産のあひるちゃんをあげました。
なぜか怯えていました。スズメバチには立ち向かうのに。
お風呂の後、少し散歩し就寝。
今朝起きてみると、手に疲れはなく、背中には軽く疲れが残り、脚はももの裏とふくらはぎが筋肉痛。
繰り返し行うとわかりませんが腱鞘炎のような長引くものではなく、普通の筋肉痛だと思います。
しばらくこの乗り方を続け、調整してみます。
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