柚子胡椒風味の強すぎるラーメンとなるか或いは

今日は朝と夕方オンラインレッスンがあっただけなので、あとは練習したり武満徹さんに関する本を読んだり、次の楽曲分析の課題ショパンの子犬のワルツの楽譜を読んだりしていました。

最近和音のこの音を少し強調したいという欲求が自分の中でフツフツと湧き上がり、今度弾くトロイメライとイエスタデイで響きをよく聴きながら試しています。
最初は和音単体で弾いていたのですが、すると絵具を混ぜて色を作っているような映像が浮かんできました。
私はこう見えて美術に造詣が深く、漫画ギャラリーフェイクは全巻持っているほどです。
あとゼロと言う漫画も好きです。
お寿司にも造詣が深く将太の寿司も全巻もっています。

ごめんなさい。

置いておいて、和音単体の次は曲として弾いて和音の響かせ方を試していたら絵が浮かんできたりしました。
イエスタデイはまだぼんやりですが、トロイメライは晩年のゴッホの「星月夜」やルパン三世の映画「複製人間(マモー)」でシュールレアリスムの世界にルパンが入り込んでしまうようなシーンが浮かんできました。
シューマンは凄いなあ。

これがとっても楽しくて「おー自分にもこういう響きって出せるんだ」と嬉しくて練習が捗りました。
いや、練習というか楽しいからやってしまう遊びかな。

そんな感じで遊んでいたわけですが、一つまた例の自分ルールを作ってしまいました。
「楽譜(原譜含む)に書いていない限り和音を崩さないで弾く」です。
まあびょーきだから仕方ないですね。

楽譜に書いていなくても和音を崩して弾く事はギターやピアノ奏者にとって結構あることです。
何故そうするか、その理由はかなり沢山挙げられると思いますがぱっと浮かぶのは以下の3つですかね。
1曲やフレーズの最後などで余韻を持たせて終わるため。 崩し方は割とゆっくりで音の減衰を発生させ余韻を持たせ聞かせる
2フレーズの途中で勢いをつけるため。 素早く弾くことで発生する楽譜にない上行アルペジオで音楽を持ち上げる感じ
3和音の構成音を聴かせる 同時に弾くと聞き取れない複数の音も素早くではあっても順番に弾くことで聞きやすくする
他にも音数が多いのでそうせざるをえないというのも挙げられますね。
ギターなら音を同時に6個弾くのは結構アクセントが付いてしまうのでやわらげるため分散するとか、ピアノならペダルを踏んで手を跳躍させて弾くとか。

村治佳織さんの演奏する「花は咲く」なんかはわかりやすく上の1、または2、または3が使われていると思います。

勿論いい事ばっかりではありません。
楽譜には「同時に弾いてね」と書いてある和音を分散させるわけですから、タイムラグにより重くなってしまったりします。
そのあたりは奏者の経験やセンスで活かせるかどうかが決まるので怖いですね。

私の場合はタイムラグを恐れてではなく、和音を崩さずに同時にポーンと鳴らした時、特定の音をほんの少し強調すると気持ちよくなるので果たしてそれが伝わるかを実験したいというのが今回のルールを作った理由です。

特に武満さん編曲のイエスタデイは和音を崩したくなるのですが、まあそこは我慢我慢。

懸念する事としては和音のこの音を少し目立たせるのが好きだから強調しよう、とやってたらやり過ぎてバランスが崩れてしまう事。
この前鶏白湯鍋の〆でラーメンを食べた時に好きな柚子胡椒を入れ過ぎてあれー、ってなってしまいましたが気をつけます。
でもあれこれ試すのが楽しいんですよね。
多分ギターを始めてから今が一番楽しいです。

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