ポンコツ先生危機一髪!

寒波が来て寒いですねー。

今日は津田沼教室のレッスンでした。
寒波に伴う強風で昨日武蔵野線が止まったり、大幅に遅延していたと聞いて早めに家を出ました。
無事に着けて良かった良かったとレッスンしていると、発表会に参加する小学生の子のレッスンで恐ろしい事が起こりました。

上手く弾けているのですが、どうも7-10フレットの低音がボヨンボヨンしていてこれは変だな、と。
最初は力んで弦を下に引っ張っていてそういう鳴り方をするのかと思っていたのですが、それを指摘して気をつけてもそうなってしまいます。
それに前回はそんな現象は起こっていなかったような。
その子のギターを貸してもらって私が弾いても同じくボヨンボヨン。

これはおかしい、とギターを上から下まで確認した所、原因がわかりました。
なんと下駒が無いのです。

下駒は写真の矢印が指す白い部分です。
ギター下駒.jpg
これは弦を持ち上げ支え、フレットと弦の距離を丁度良い幅に調整する器具です。
これが無いとフレットと弦が接近し過ぎてぶつかったりこすれたりしてノイズが鳴ってしまいます。
弦が張って有れば外れることは無いですが、弦の交換時に全ての弦を一気に外すとするっと抜けてしまう事があります。

普通の先生ならすぐに気が付くと思いますが、こちとらポンコツなので気が付くのに30分かかりました。

こういう事は初めてだったのでかなり驚きましたが、驚いている暇はないのです。
本番まであと5日。今日が最後のレッスンです。
懇意にしているクラシックギター専門店に電話をしてこの子の使っているギターの駒が無いか相談したり、お母さまにメールをしたりとにかく本番までに対処できるよう考えました。

その子にはとりあえずお母様に弦を交換した場所を思い出してもらってその周辺を徹底的に探して欲しい、と伝えましたが見つからなかった場合を考え津田沼教室にあるレッスンギターの内の1台の下駒を外し、どちらが上かメモしてその子に渡しました。
見つからなかったらこれを取り合えず取り付けて試して欲しいと。

その後帰りの電車で、見つからず渡した駒も合わない場合どうしようかと、と色々考えました。
その中で家にあるメーカーは違うが同じサイズの2台のギターの駒を外して郵送するのが良い、という結論になりました。

そこで少し安心したのですが、仮にレッスン日が昨日で武蔵野線が遅延または止まってレッスンできず、そのまま本番になり当日にこの事に気が付いたら果たして自分はどう対処するのだろうという疑問が浮かびました。

家に帰って良さそうなギターの駒を外して持ってくる時間もないし、自分の演奏用のギターの駒を外してそれを取り合えず試すかなあ、でもそれが適合した場合自分が演奏できなくなるしなあ、とか。
軽くパニックになっていたかもしれませんね。
本当に今回気が付けて良かったです。
危機一髪でした。

そしてお母様から連絡があり、どうも外れている駒は見つけていたけれどもそれが何なのかわからずとっておいたそうです。
捨てなくて良かったと仰っていましたが、本当に良かったー。

明日はまた別のアクシデントを解決しなければいけません。
上手く解決策が見つかりますように。

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