俺が踊る阿呆だ!

楽曲分析のレッスンでトロイメライの発表が終わったらバロック音楽をいよいよ学びたいと考え、その手始めの学習にと時空の旅「バロック・ダンス・ファンタジー」 、フランス宮廷の華バロック・ダンスへの招待―舞曲のルーツをさぐる、 宮廷の華 バロックダンスへの招待 II、といったDVDを購入し、興味深く視聴しました。

かなり教育的?な要素があり、各舞踊のステップも学べ試しに部屋で一人で踊ったりもしました。

丁度バロックのメヌエットを演奏されている方がいて、弾きながらメヌエットっぽく、という気持ちを込めてあやしい踊りを踊った所その人の演奏がちょっと変わりました。
流れが改善されたとでも言いましょうか。

バロックのメヌエットの説明もしましたが、言葉を重ねるよりも、稚拙な踊りでも、見て聞いてもらう方が効果的でした。

昔ギャロップを学ぶために乗馬クラブに3回ほど通いましたが、そういう体験というのは多くの言葉を尽くすより大事なのかもしれません。
乗馬は3回で軽速歩(けはやし)という多少の早歩きくらいで終わりましたが、先生が暴れん坊将軍の如きかっこいい走りを見せてくださりなんとなく掴めました。
今回それを思い出しました。

今日、週末に沢山の音楽仲間とアンサンブルを楽しむ方のレッスンがあり、ポルカやアイルランド舞踏音楽について、お伝えしましたが、理解するのに最も良いのは踊ることなのでは、とメヌエットを弾いている方のレッスンを思い出しました。

学習目的で踊るのは違うのかなー(私はそんな感じでしたが)。
楽しそうだから踊ってみよう!でリズムを感じられたら良いですねー。
音楽が好きなら踊りも好きな確率は高いですし。

お米が沢山採れてうひょー!とか、一年なんとか過ごせて神様ありがとうございます!とか、心から湧き立つ感情を込めて踊り歌うのを見るのが好きですが、王様の前で形式を重んじて踊るのはなんだか大変そう。
でも踊り自体は形式的な美しさを感じたりします。
だからなんだかんだそういった形式的な舞踏の影が残る音楽が好きです。
昔ながらの中華そば的な。
楽曲分析でその好きの理由がよりはっきりわかると良いな。







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