当たったら壁が砕けた

今日は習っている楽曲分析の発表会的なコンサートだったのですが、参加してみたら習っている先生と作曲の先生との連弾、琴奏者の方のソロやピアノとのデュオ。
あと私の楽曲分析の説明。
可愛いお子様がピアノを弾いたりとか全くなし!
発表会的なコンサートかと思ったら私以外普通のコンサートじゃないですか!

生徒さんが4人も来て下さって本当にありがとうございます。
家が近い方にのみ「私のやる事はマニアックで地味なのであれですが、ブラームスのラプソディーの連弾や先生と琴の連弾の新作とかあるのでどうですか」とお誘いしていたのですが、遠い所からわざわざ聴きに来て下さった方もいて本当に有難いです。

多分家から会場まで2時間くらいかかるんじゃないかなあ。
しかも雨なのに。

他にも音大の声楽専攻出身で、卒業後ジャズのピアノ演奏のお仕事をされていた生徒さんが、トロイメライの楽譜のコード分析を事前にし、聴きに来てくれました。
それが、勉強のためにやっているというより、楽しいからやっているという風で嬉しくなりました。
お好きなジャズバンドの曲の特徴が和音の第3音をルートとしていることが多く、根音ルートのスタンダードジャズとは少し違うらしいのですが、それとトロイメライに共通点がある、と教えて下さったり勉強になりました。
あ、勉強じゃだめなのか。まあ楽しければなんでもいいや。

この方も結構遠くから来て下さいました。
近くにお住まいの方も駐車場代とかかかったろうし交通費とか払った方が良いのでは、と真剣に考えました。

何せ楽曲分析は趣味なので。
その証拠に楽曲分析のレッスン料は確定申告で経費に入ると思うけど一切領収書をもらっていません!
経費に入れるとせっかくお金を払って学んでいるのだからと自分のレッスンがそっちに寄ってしまい、人によってはそれでギターが楽しめなくなりそうな気がするんですよねー。
だから自律のためにそうしています。
楽曲分析は趣味で学んでいるだけで人に押し付けるなよって。

まあそんな感じで思ったものとちょっと違ったコンサートでしたが、私の発表は意外と好評でまたやって欲しいと3人の方から言われたり、先生のお知り合いの東京音大出身のピアニストの方が聴きに来ていてとても熱心に聞いて下さり先生経由で良い反応を頂いたり。
春は体調が悪くて道に落ちている軍手みたいになるので春以外ならまたやります!
あとピアニストの方が来るかもしれない、と事前に聞いていたため、プレッシャーが凄かった。
トロイメライはピアニストにとって定番みたいな曲でしょうから…
なんだか同じ大学出身の方に聞かれるって緊張しますね。なんだろうこれ。



最後に生徒さんから頂いた写真。
ありがとうございます。
譜面台には台本を置いています。
もう使うことも無いので供養の代わりにアップしておきます。苦労したけど今後のテンプレートになると思います。
本番前の打ち合わせでちょっと変えたりしてますが。
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当たって砕けるつもりで壁にぶつかったら壁が砕けたようなそんな不思議な日でした。
木村先生、共演してくださった方、来て下さった方、改めてありがとうございます。

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