ぼーっとしてたら5月が終わってた

なんだけ頭が上手く働かずぼーっとして、活動したいんだけど体が動かないみたいな感じで5月が終わってしまいました。
カフカの「変身」のグレゴール・ザムザはこんな感じだったのかなあ、と一人納得。

そんな状態でも無料体験レッスンのお申込みが続けて5組7名様あり、レンタルギターを磨いたり弦を変えたり教本を作ったり。
体験レッスンが終わったらレッスン内容を文書化し、PDFで送ったり各練習の動画も送ったりと細かい事が沢山増えてボーっとした頭でなんとかこなしていましたがようやく一段落つきました。

体験レッスンさせて頂いた方の中に若い頃からNHKの「ギターをひこう」という番組を見て独学でギターを学んだという方がいて、その教本を見せて頂きました。
ご覧の通り、読み込まれているもののとても大事に使われていたであろう教本群は、その人の人生の一部分を見せてもらったようで感動しました。
あとどれも表紙のデザインが素敵です。
IMG_20230510_140456.jpg

荘村先生が講師だった時の教本。
貴重な資料を読ませて頂きありがとうございました。
IMG_20230510_140502.jpg
他にも中高生の男の子とお母様、女の子とお父様のグループレッスンもありました。
その年頃の子は所謂反抗期でご両親と一緒にレッスンを受けるというのに抵抗がありそうなイメージでしたが、そうでもない子もいるんですね。

あとは2つのコンクールに出る子のスケジュール確認や予選の音源のチェックをしたりもしたなあ。
2つとも無事1次予選を通過して本選や2次予選に向け頑張っています。
いや私はボーっとして全然頑張っていないですが。

ラグリマの楽曲分析のレッスンも先日1回目が終わりました。
こんな感じでレッスン用の3段譜を作って分析も前半だけですがワードで3ページ分書いてレッスンに臨みました。
ラグリマ楽曲分析1.jpg
「その他」の段は何も書いていませんが、これはレッスンで先生にこんなのもあるかも、と転回形や和音を変えて響きがどう変わるかという提案を頂いた時に書き記す用。
5線ノートも持参していますし実際レッスンを受けたらどうも不要な感じですが、一応2回目のレッスンもこの楽譜を使おうかと。

レッスンは相変わらず面白くて先生は鋭くて、作曲家の視点から興味深い質問を受けたりしました。
今回先生が面白いとわざわざレッスンを動画に撮り送って頂いたので、それを繰り返し見て予習復習します。
7-8小節目のドッペルドミナントから属7、そして主和音と似た流れがブラームスのOp119 No2の中にあるという事で今はそれを楽譜をみながら聞いています。
よくそんなのパッと浮かぶなあ。
想像つかないくらい引き出しが沢山あるのでしょう。

多分もう少しボーっとしていると思いますが、芋虫に変身しないよう気をつけます。


この記事へのコメント