昔撮った星の写真

知り合いのカメラマンの方が沖縄旅行で星の写真を撮るということで未熟ながら少しだけ撮り方などをお伝えしたのですが、ちょっと?変わった撮り方などを参考例としてご紹介してみます。
私は星の撮影が趣味のド素人で、しかもここ4年程撮影していないので星景撮影法を知りたい方はこの記事をご参考にはなさらないでください。
あくまで知り合いに向けての個人的な記事です。

【注意点・重要事項】
明るいうちに撮影場所を探し安全や構図を確認する。
撮影時はあたりが暗く、ヘッドランプやライトを使う事になるが周りの撮影者の迷惑にならないように気をつける。
特に撮影場所に行く時に注意。
星の撮影者は他の撮影者に迷惑にならないように影響の少ない専用?の赤いライトを使っている事が多い。
虫対策は万全に。場所によっては熊スプレー持参。熊スプレーをうっかり自分に吹きかけてはいけない。はい、私です。
沖縄は大丈夫だと思いますが、山だと夏でもダウンジャケットを着て寒いということもあるので防寒具をしっかり持参する。
新月付近に撮影する。

1:北海道のタウシュベツ橋と天の川。
カメラ:ニコンD800E
レンズ:シグマ15㎜魚眼
フィルター:ソフトフィルターの一番効果が薄いもの
設定はわかりませんが明るさと何となく自分の癖で考えると
F値:3.5くらい
ISO:2500
SS:20~25秒
色温度:手動で青っぽく調整
と言う感じだと思います。
DSC_8689.JPG


こちらは懐中電灯にタオルを巻き付け光を弱め橋を照らしたもの。
照らす時間は設定や場所に寄りますが5-10秒くらい。
この時は他の撮影者の方がいたのですが、その方も対象にライトを当てて撮る手法を使っていたので「これからちょっとライト当てて良いですかー」と声を掛け合って撮影しました。
初対面の方でしたが、星の話で盛り上がって楽しかったです。
DSC_8688記名.jpg


ライトを当てる時間で結構雰囲気が変わります。
DSC_7993.JPGDSC_7995_01.JPGDSC_7996記名.jpg



ライトを当てての撮影で別の例。
ライトにいくつかの色のセロファンを被せての撮影。
長野雪の残る公園で撮影。ニコン14-24㎜の14㎜で撮影。
この時はだれもいないので遊びまくってました。
赤く照らされた木がサンゴっぽいとか。
ギターはバザーで1000円で買った壊れたもので、直して使おうとしましたが無理だったので撮影用ギターとして活躍しています。
楽器を雪の上に置いてはいけないです。
DSC_5733syou.jpgDSC_5730.JPGDSC_5729.JPG


なぜギターと一緒に撮っているかと言うとこんな感じで発表会のフライヤーに使うためです。
ふらいやー2.jpg



これは乗鞍岳で撮ったもの
旅館の明りを利用して撮影しました。
SSは25-30秒でその間なるべく動かなければ良い記念写真が出来ます。
一人ならタイマー撮影で。
これは画質の良いものがパソコンが壊れてなくなってしまったのが惜しい。
焦点はほぼ無限遠になっていると思うので座る位置が近いとぼやけてしまいます。
昼間に立ち位置など決めておくのが良いです。
139178804030578216228.jpg

これはうちの田んぼで天の川を鏡面撮影できないか試したもの。
流石に厳しかったです。
天の川の出る前にさそり座が見えるので私はそれを参考にしています。
お、さそり座が出てきたからそろそろか、みたいな。
方角は南東かなあ。
グーグルスカイマップというアプリを入れておくと、星座が今どの位置にあるかわかるので便利です。
大体写真の〇の位置かもう少し上あたりにさそり座があるのではないかと思いますが間違っているかもしれません。
さそり座.jpg


100枚くらい自動で撮影するインターバル撮影を行い、それを比較明合成したもの。
インターバル撮影の注意点。私のカメラはjpgじゃないと撮影できないので必ず設定をRAWからjpgに変えます。
カメラに疎いのでRAWでもできるカメラもあるのかな。
くるくるが撮りたい場合北極星の方向にカメラを向けます。
星が良く見える場所だと設定を明るくし過ぎるとこのように星が多すぎて下品になってしまうので、ISO1000くらいが良いかもしれません。
合成する枚数が多いほど少しずつ明るくなります。
これは湖面に星を写したくてISO2500と明るめで撮影しました。
インターバル撮影中カメラが少しでも動くと台無しになるので固定はしっかり行いました。
北竜湖比較明彩度サイズ小記名.jpg

これは南西に向けて撮影したもの。
ご覧の通りくるくるにはなりません。
0205もみじコンポジットsyou.jpg

あと月がどのくらい夜空に影響するか。
これでSS10秒ISO1000です。ほぼ満月というのもありますが明るいですね。
レンズにもよりますが広角なら20-25秒くらいが星が丸く見えるぎりぎりのラインだと思うので、できるだけ星を写す場合そうします。
月はSS10秒でこの明るさ。20秒だとかなり明るくなり星の写りを邪魔してしまいますね。
DSC_9032名前.jpg

こんなところでしょうか。
まともな写真があまり無いのがお恥ずかしい限りです。
来年の夏は北海道にまた星を撮りに行こうかと思います。

具体的な撮影方法は専門の方が撮影方法を説明しているサイトが沢山あると思うので、そちらをご参考にして下さい。
旅の安全と、良いお写真が撮れる事を祈っております。
波照間島に言った時、南十字星が見えたのでそれも狙えるかもしれませんね。

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