目の前にウニいくら丼があったらそりゃあ夢中で食べるさ

先日楽曲分析のレッスンで先生に教えて頂いた学習書の一つ「バッハ 平均律クラヴィーア曲集第1巻 演奏のための分析ノート1」土田英介注解・編集 音楽之友社が届いたので昨日今日と曲を聞きながらずーっとそれを読んだり部分的に弾いたりしていました。

この曲集の勉強になる所はフーガ各曲を楽曲分析、分析を軸とした演奏の解釈と2つのパターンで掲載していること。
例えば15-18ページはBWV847のフーガの楽譜が掲載されておりその楽曲分析がなされております。
19-21ページも同じBWV847のフーガの楽譜が掲載されているのですが、演奏に繋がる事を示唆するような解釈が所狭しと書いてあります。
プレリュードの楽譜もありますがそちらは1パターン。

私が楽曲分析のレッスンを習い始めたのは曲を分析したかったからではなく、それをどう曲に活かすのか、その手法を学びたかったからというのが理由なのでこの学習書がドンピシャリとはまりました。
今年4月の作曲の先生の門下のコンサートでトロイメライの分析発表をしましたが、未熟ながらまさしくそんな事を目指して舞台に立ちました。

こんな教本がクラシックギターでも有ったらなあ。
書けそうな人は何人も思い浮かびますが皆さんお忙しいでしょうから難しそう。
前回ご紹介したパウル・バドゥラ=スコダの著書と言い、ピアノは演奏人口が多いせいなのか、はたまた別の理由からなのか教則本の深度が半端ないっす。


昨日今日と本当はレッスンのために資料を作ったり、体験レッスンの方のために教本を印刷したり、レンタルギターの弦を張り変えたりしなければいけなかったのですがついつい夢中になって読みふけってしまいました。
ごめんなさい、今からやります。

現在体調を整えるため穀物を断って3ヵ月。
お米が食べたくて食べたくて心が飢えており、頻繁に昔北海道で食べたうに丼やらいくら丼が浮かぶのですが、土田先生のこの分析ノートはそれが目の前にドーン!と出された感じです。
そりゃあ夢中で食べますよ。
あっ、適切な擬音を書いただけでダジャレではないです。


巻末にありましたが土田先生は北海道は室蘭出身らしいですし、楽曲分析を習っている木村先生も北海道出身です。
ついつい北海道に行きたくなりました。
コロナが再び猛威をふるわなければ、来年2024年7月29日から8月9日までまた北海道にバイクで星を撮り行く事を考えております。
宜しくお願いいたします。


2019年に行った時のウニいくらカニどーん!!!
DSC_7848.jpg
グハァ…



この記事へのコメント