レベルが高すぎる
本日は和声法と対位法の初レッスンでした。
今まではアナリーゼ、楽曲分析のレッスンだけを受けていたのですが、アナリーゼをするために作曲に寄った学習が必要な気がして新しく開始しました。
具体的には対位法と和声法です。
実は昨日の暗礁の楽譜も持って行ったのですが、的確なアドバイスやこうするとフーガとしての形になりますよ、とその場で弾いて頂いて感動しました。
先生のご指摘により見逃していた増4度の響きが合ったり、答唱が属調として不完全だったり、教本を何冊も読んでいて何をしているのだ俺は!
と言う感じでしたが、目の前でそれが即興的にバロックフーガになっていくのを見るのは魔法でも見ているようでした。
友人がシルク・ド・ソレイユが好きで、日本公演の際誘われて一緒に行くのですが、「え?!人ってそんな事可能なの?」といつも思います。
それと同じレベルでした。
どんな訓練をしたらそうなるのだろう。
プロの作曲家の方の凄さを実感した一日でした。
今回曲を作って大きな学びがあったこともあり、やっぱり実施しないとだめだという事で、対位法和声法のほかに作曲をしてそれを修正して頂くレッスンもお願いしました。
そんな先生なので芸大や東京音大の作曲科に合格するような生徒を輩出していて。
そういう人達が来るかもしれない5月25日の場で曲を語るとか無理なんですけど!
ましてやバッハとか。
去年も同じ葛藤をした気がしますが、あの時は先生の門下生の事をよくわかっていなかったのでなんとかやれました。
また今年も追い詰められると思いますが、その追い詰められてあがく様を笑って下さい。
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