加えて削って加えて削って

倍音についての本やサイトを読んだり、ドイツバロックの音楽修辞学やシュトックハウゼン音楽論集といった難しい本を読んだりしていると、楽しいのですが、同時に知識という名の分厚い本でぶん殴られているような心持ちになりました。

5月25日に参加する春のコンサートは小学生も参加し、私のアナリーゼの発表もその子達やもしかしたら聴きに来たその友達も聞いてくれる事になります。
その子達に同じ思いをさせてしまう気がして、一時は完成としていた台本を「わかりやすく、わかりやすく、でも時間内に収まるように」と説明を加えては削り加えては削りしていました。

主音や属音を、恐らく身近であろうアニメのキャラに例えたりなんとか工夫しています。
昨年はそれは諦めたのですが、今回は少しだけ成果があるような気もしています。

現在台本はA4用紙でびっしり6ページ、演奏も含めて20分かかるのですが持ち時間は17分。
なんとかあと3分削れるよう頑張ります。

昨年も思いましたが、もうライブで分析発表とか絶対やりません!
でも来年もやるんだろうなあ。


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