ホーホケキョ 巨匠だらけの コンサート
どうも年に数回、頭がボケボケになる時期があるようです。
先週のレッスンでスマートフォンを津田沼教室に忘れ、教室をお借りしているギャラリーのオーナー様や、一部の生徒さんにご迷惑をおかけしてしまいました。
誠に申し訳ございませんでした。
今後このような事の無いように忘れ物の確認を徹底致します。
その前日も自転車でスーパーに買い物に行き、帰りは歩いて帰ってきたり。
持病の頭痛のせいもありますが、ちょっと音楽の事ばかり考えすぎて他が疎かになってきたので気分転換に長野に行ってきました。
行きの新幹線の時間も間違えて、あわや乗り損ねるところでした。
そして両親と妹と上高地に日帰り旅行へ。
上高地は昔星を撮りに行きました。
しかし、当時は星の事だけを考えていたので大正池で星を撮影し、そのまま観光をせず帰ってしまいました。
河童橋を少し見た程度。
確かそのあと乗鞍岳に次の撮影に行った気がしますが、8年くらい前なのでよく覚えていません。
今回は撮影機材も持たず、森林ウォーキングが目的です。
マイカー規制があるので、さわんど駐車場に車を停め、バスに乗り込み帝国ホテル前で下車。
バスは満員でした。
脇道から少し下り、目の前に広がる大正池。
ここまで澄んで美しい色の水は中々見られませんね。
家族で記念撮影をし、はしゃいで謎のポーズで記念撮影。
その後芥川龍之介の小説「河童」で有名な河童橋まで歩くことに。
河童は中学の頃よく読んでいて、影響を受けたと言われるスウィフトのガリバー旅行記も好きでした。
梓川に沿って歩いていくのですが、天気も気温も良く、泳ぐ魚に多くの鳥の鳴き声、様々な植物と非常に魅力あふれるウォーキングとなりました。
5月の初めにウグイスの鳴き声の音程をなんとなく調べました。
6月の飯山市ではもうウグイスの声は聞こえなくなってしまいましたが、上高地ではウグイスの見事な鳴き声が至る所から聞こえてきます。
ホーホケキョの嵐でした。
それが記事のタイトルに繋がります。
そんなウグイスたちの鳴き声の中で「ホーホケキョ」ではなく「ピルルルルルル、ケキョケキョケキョケキョ(長く続く)」という謎の鳴き声が。
ウグイスっぽいんだけど鳴き方が結構違う。
不思議なので録音代わりに録画してみました。
後で調べたらやはりウグイスが発する鳴き声。
「谷渡り」という種類の鳴き方だそうです。
他にも「地鳴き」という鳴き方もあるそうです。
田代池という小さいけれども美しい池を見たり、植物と鳥に詳しい妹と母の話を聞きながら歩いたり。
普通より時間をかけながら進んでいきます。
その途中、何かのフンが沢山落ちている所に遭遇。
「これなんだろうねー」とみんなで色々な動物のフンの特徴を挙げて話し合います。
両親は長野県飯山市で趣味的に田んぼや畑を耕しているので様々な動物のフンを知っているのですが、ちょっと思い当たらないよう。
そんな中、ふと横の藪が動きました。
「ん?」と思いそちらをじっと見るとなんとお猿さん。
動画の最初、藪の中で見えないと思いますが、2mくらいの距離にお猿さんがいます。
一瞬襲われるかとも思いましたが、そんなことも無くこちらを認識しつつ何か食べていました。
お猿さんにとって、なわばりに人間が入っても問題ないのでしょうか。
やれやれ、仕方ないと思っているのかな。
そんなこんなでさっきのフンはお猿さんのものだと判明。
本当に自然溢れる場所です。
植物や樹上の鳥を探したりとのんびりの行程で1時間強で河童橋に到着。
山が近い!
お土産屋さんを覗いてバスで帰宅。
以前は星星星星と星しか頭にありませんでしたが、再び訪れる事ができ、別の魅力を堪能出来てなによりでした。
別の日は自分用にセリを摘んだり(納豆に入れると美味しい)
田んぼ周りの草刈りをしたり
イチゴや玉ねぎを収穫したり
いい歳してムカシトンボを追いかけたり。
その後マメさんが家に入ってきた小ぶりの蜂を追いかけていたので動画を撮りました。
「やっていることは同じだな」とペットは飼い主に似るという法則を思い出しました。
サイクリングでお寺を巡ったりもしました。
マメさんはその間のんびり日向ぼっこ(妹が撮影して画像を貰いました)。
マメさんはこっちに来ると私と寝たがって昼寝しているとそばで寝たり
夜になると私の布団の上で待機して一緒に寝ようとします。
昔一緒に寝ていたら寝違え、3日くらい背中が痛かったので「君は別の所で寝てね」とぽいっと追い出しましたが。
可哀想ですがもし寝違えた場合、バッグに入ったマメさんを抱えて帰宅するのが困難になってしまうかもしれないので仕方がないのです。
猫好きの人にとって、猫と一緒に寝るのは憧れのシチュエーションでしょうが現実は難しいのです。
私も昔それに憧れていました。
まさかそれが実現した時ポイっとするとは。
それにしても上高地は最高でした。
次は河童橋の先にある明神池を目指してみます。
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