誰の役にも立たずとも

この所毎日3時に起きてクラシックギターの6-4弦の自然倍音の資料を作っていましたが本日完成しました。
スペクトラムアナライザでウグイスの鳴き声の音程を測ったりしていましたが、ようやく有効活用できたかもしれません。
並べると中々良い感じ。
DSC_3242.jpg

撥弦箇所を変えた、これの集合体です。
1:下駒付近.jpg

その過程で平均律も純正律も自然倍音の音程も計算できる様になりました。
頭の悪い自分にはずっと理解する事は無理だと思っていましたが、なんとかできました。
それは数式を残してくれた方と電卓のお陰ですが。ありがとうございます。
意外と楽しかった。

多分、計算すると音律や音程が身近になると思うので皆さんもぜひやってみてください。
自然倍音の計算は、上手く言えないですが昔の人が神秘性を感じるのもわかる気がします。

最初は生徒さんのために製作していましたが、もはや自分のために作っていたこの資料。
多分自分以外の方には役に立たない無意味なもの。
はっきり言うとゴミです。

しかし、誰の役に立たなくても作る事にとても大きい意味がありました。

ヨハン・マッテゾン著 村上 曜訳「新しく開かれたオーケストラ 全訳と解説」という本が何かを教えてくれそうな気がしたのですが、それにはドイツバロック時代のルター派の音楽的数比・神学的音楽をある程度知る必要があると感じました。

それで本を買ったは良いものの、これを読む準備が自分にはまだ出来ていない、と途中で読むのを止めていました。
購入して数か月、そろそろ、ようやく読み進められそうです。

とても楽しみ。





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